海好きnonです♪
水中カメラで撮影したいけど
「どれがいい??」「使いやすい??」「コスパいい??」
と、購入まで悩みますよね。
元販売員のnonが、水中撮影が楽しくなる初心者向けのカメラを紹介します^^
・初心者が楽しめる水中カメラの選び方
・コンパクトカメラとアクションカメラあなたにはどちらが向いているか
・初心者向け水中撮影のコツ
初心者はコンパクトカメラとアクションカメラの2択!
水中には意外と色々なカメラを持って行くことができます。ミラーレス一眼や一眼レフ、360°カメラまで、幅広いです。
ただ、持って行くことができるのと、上手く撮れるかは別問題!
中性浮力(水中でのバランス)が取れない初心者のダイバーが、一眼レフを持っていってもピンボケ、ブレブレ、白飛び、或いは真っ暗、最悪撮ることすらできないなんてことも。価格の割に残念な結果になります。
※ちなみに一眼レフは、本体の種類や使用するレンズにより様々ですが、水中撮影使用にするにはざっくり100万コースです
まずは軽量かつ、撮影が比較的簡単で、メンテナンスが楽、そしてコスパが良い、コンパクトカメラかアクションカメラのどちらかを選びましょう。
コンパクトカメラvsアクションカメラ
vsとなると機能的な良し悪しの話になりそうですが、今回の選び方は、機能ではなくどんな水中撮影をしたいかになります。
それぞれ見ていきましょう。
コンパクトカメラがおすすめのダイバー
結論から言うと、静止画を撮りたいダイバーはコンパクトカメラ一択です。
もちろんアクションカメラでも撮れますが、アクションカメラは小さすぎるがゆえにブレやすく、フォーカスもコンパクトカメラの方が合いやすいです。
マクロ生物(小さな水中生物)を好むダイバーであれば、なおさらコンパクトカメラですね。
特にオリンパスのTGシリーズは水中マクロモードや顕微鏡モードという、被写体との距離がほぼ0cmであろうとピントが合ってしまう神カメラで、プロアマ関係なく、ほとんどのダイバーが所有しています。
コンパクトカメラ一択=オリンパスTGシリーズ(2024年時点はTG7)と断言しても、良いでしょう。勝手後悔することはほぼありません。
ちなみにTG7は本体が防水15m。それより深く潜らないなら本体だけで潜れそうイメージがありますが、必ず防水プロテクターをつけましょう。
水圧に耐えれたとしても、毎回海水にさらしていると、ボタンが塩噛みして押しにくくなったり、水没しやすくなったりします。また、防水プロテクターの使用は長く使い続けるコツでもあります。
なお、後述しますが、レンズやライト・ストロボが必要になった時に(というかほぼ必要)、プロテクターがないと装着できないので、楽しく撮影するためにも防水プロテクターで本体をガードしましょう。
アクションカメラがおすすめのダイバー
こちらも結論からいきましょう。
動画撮影したい、水中写真に興味ないけど手持ち無沙汰で持っておきたいダイバーさん向けです。
※あくまでも初心者向けの説明なので、Gopro使用ゴリゴリの水中撮影マニア様、ご勘弁を。
アクションカメラのほとんどが動画撮影に特化されていて、静止画もキレイに撮れるよ♪といった具合です。性能はいいですが、しっかり静止画を撮りたい方は、コンパクトカメラにしましょう。
防水ケースに入れても女性の手のひらに収まるくらいの大きさなので、海外旅行などで荷物を極力減らしたい方や、ドリフトダイブ(流れが強いところ)などにも最適。
アクションカメラも多種多様に出ていますが、おすすめはGopro。水中撮影に特化したアクセサリーが自社製のみならず、各メーカーから出ており、自分好みにたくさんカスタムができて使いやすいです。長年使い続けることができますよ。
もちろんGoproも、ダイビング時は防水ケースを必ず着用しましょう。
Goproって本体みんな似てるよね。
コンパクトカメラ+アクションカメラの二刀流
予算に余裕がある方は、この方法がベストです。
カメラ2個も持って海に入るの!?とびっくりするかもしれませんが、中級者以上になると普通の光景です。上級者になると一眼レフ2台持って飛び込んでいることも。
水中の世界は常に一期一会、マクロ撮影に夢中になっていると、いきなり頭上にマンタがきているなんてことはザラです。
そんな時、カメラ一個だとマクロモードから動画に変えて、さらにワイドモードに変えて、いつの間にかマンタは遠ざかり、自身の身体も知らないうちに浮上していてわちゃわちゃ。。
撮影目的の違うカメラ2台、2刀流をすることで動画を回しながら静止画も楽しむなんてこともできちゃいます。
予算について
気になる予算。以下を参考にしてください。
¥30,000〜¥100,000
¥100,000〜¥200,000
¥30,000〜¥70,000
¥40,000〜¥80,000
コンパクトカメラにもアクションカメラにも言えることですが、あまり有名なところではない場合、本体の機能しか頼ることができず、撮影が面白くなくなってしまいます。
逆に有名どころの場合は、外付けのレンズやストロボなど、どんどん拡張していくことができ、スキルが上がっていくので撮影が楽しくなります。
重複しますが、あまり買い替えるものではないので、あなたにとって使いやすいものを選びましょう。
水中撮影時のコツ
いい物買ったのに、全然うまく撮れない…
1回でも水中撮影にチャレンジしたことがある方は経験済みでしょう。
どんなに良い物を買っても、はじめのうちはうまく撮れません。
水中撮影時に意識するものと必要なものを紹介していきます。
カメラ全種類に言えること
そもそもカメラはレンズと被写体の間に空気がある前提で作られていますが、水中では空気はありません。
なので被写体から離れれば離れるほど、レンズと被写体の間に水があるため「青かぶり」という減少で被写体が見えづらくなります。
なので水中生物にとってストレスにならない距離ギリギリまで近づきます。
マンタは大きいし離れないと入らないじゃん。
そういう時は、ワイドレンズというものを装着すると解決します。
コンパクトカメラに、以下このようなレンズを装着している方を多く見るかと思います。
被写体から離れずとも、大きな生物や地形を撮ることができるレンズです。
お持ちのカメラの種類によって合う合わないがありますので、レンズの概要はしっかり見るようにしましょう。
ちなみに上記のWEEFINE WF UWL -24M52Rワイドコンバージョンレンズは、TG7と相性バッチリ!とても広角で使用しやすいですよ!
コンパクトカメラ編
レンズも大事ですが水中は深くなればなるほど、光が当たらなくなりカメラもピントが合いづらくなります。
そのためライトやストロボといった外付けで光を当ててあげましょう。
できれば両側から。
片側だけだと明るい場所と暗い場所が不自然にできてしまって綺麗に撮ることができません。
よく見るカニさん方式ですね。
静止画がメインの方はストロボ、動画も撮る方はライトを使用しましょう!
▼ストロボ
▼ライト
アクションカメラ編
アクションカメラは伸縮する棒がおすすめ!
水中使用でないとすぐガタがきて、最悪はダイビング中にカメラ本体が落下していくなんて悲惨な目にあうので注意しましょう。
Goproなど汎用性が高いものはライトが取り付けられるようなパーツが販売されているので、ライトを装着し、より鮮やかな水中の世界を撮影してください。
ちなみにアクションカメラはライト一択。ストロボは使用できません。
まとめ
水中撮影で人気なコンパクトカメラとアクションカメラ、どんなダイバーに合うのかを紹介しました。あなたに当てはまるものはありましたか?
ストロボやライトの種類が気になる方は、また追って記事を作成したいと思いますので、ちょこちょこブログをのぞいててください^^
それでは素敵な水中の世界を楽しんでください〜!
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